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出力段バッファ付きヘッドホンアンプ(その2)音出し [ヘッドホンアンプ]

ケースに入れるには電源を検討しなければならないので、とりあえずむき出しのまま鳴らしてみることにした。電源は手持ちのスイッチングレギュレータを使った。入力端子の前に50kΩのボリュームを付けてPCのサウンド出力につなぐ。シールドケースに入れないので、アルミ板を置いてGNDに接続し、上にクリアファイルを敷いて基板を載せる。多少はノイズ抑制に効果があるだろう。

HPアンプ実験風景(1)

出力にダミー抵抗をつないで電源を入れ、オシロスコープで観測して発振していないようなら、5.6Ωの両端が0.168VになるようVR1を調整する。しばらくしてトランジスタが温まったら電圧を確認して、倍以上ずれていないようならたぶん熱的には大丈夫だから、もう一度VR1を調整して完了。各部分の電圧をテスタで測るとだいたい設計どおりに動いているようだ。
16Ω負荷でひずみ率を測ってみた。入力のボリュームでレベルを調整したので、サウンドカードの入出力レベルに伴うクセは回避できていると思う。

NJM2114+DrlBuf歪率(精密)

しばらくあれこれやってみたが問題なさそうなので、ヘッドホンをつないで音楽を聴いてみる。・・・けっこう良いではないか。ボーカルがはっきりしていて中高音がきらびやかな感じがする。ドラムベースもしっかり出ている。ノイズはほとんど気にならない。スイッチング電源のノイズが回りこんでくることもなさそうだ。これ以上は音源の質のほうが問題になりそうだ。

基板のパターンは下図のとおり。なるべくジャンパは使わないようにしてある。縦挿ししていた抵抗を横に直したので実物の写真とは少し違う。

Darlington Buffer PCB


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